ここ数年、売れに売れているマスクですが、実際はどれくらい効果があるのか?
イギリス王室にも関わりのある医師たちが、手術室でマスクの効果を実験したレポートがあります。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2493952/pdf/annrcse01509-0009.pdf
もともと、マスクは感染防止のために執刀医にとってはマストアイテムというのが私たちの認識です。
この記事によると半年間、従来通りマスクをつけての手術と、マスクなしでの手術と、その両方で
患者さんの術後の経過の詳細をまとめています。その結果はマスクなしで手術した患者さんの術後
経過の方が明らかに良かった、というもの。執刀医がマスクなしで呼吸している方が十分な酸素が
身体をめぐるし、判断力や指先の動きにも影響するのでしょう。
そもそも「ウィルス」という概念も、「感染」という概念も、その昔、権力者と近かった医師(コッホ
やパスツール)が唱えた概念です。顕微鏡でたまたま見えたものを「ウィルス」と名付け、
それが感染するものだろうという想定です。日本で、その概念を受け継いだのが北里柴三郎です。
その想定された前提でさまざまなクスリやワクチンが開発されてきたのが近代医学。
放射能を防ぐくらいのマスクならともかく、不織布のマスク等は効力よりも弊害が大きいと思います。
プラシーボ的な効果はあるかも知れませんが、不織布に染み込まされた薬品を調べると
風邪をひく方がずっといいということがわかります。
歴史を遡れば奴隷たちにマスクをさせていました。ものを言う権利もなく支配者に従順である象徴として。
最近は「人に迷惑だから」という理由が多いようですが、相手に表情がわかりにくい状態でコミュニケー
ションをとるサングラスが失礼にあたるなら、マスクは違うのでしょうか。羞明のある人がサングラスを
つけている方がまともな気がします。
動物と人間の一番の違いは表情筋の有無だそうです。それが見えないコミュニケーションのなかで育つ
赤ちゃん、子どもたちはどんな大人になっていくのでしょうか。
酸素は食べ物よりも重要度が高いのです。深呼吸や腹式呼吸がヨガなど心身を整える基礎になっている
のにも意味があります。マスクはその逆、慢性酸欠状態を作り出します。長期間つけている健康を損ない
なんのためにつけているかわからなくなります。
もうすぐ夏がきます。健康に問題のない人はマスクから自由になりませんか。