クラシカルホメオパシー

ホメオパシーは「類似の法則」に基づいた
自然療法です。
約200年前にドイツの医師ハーネマンに
よって体系づけられました。
一般的な医療のように化学薬で症状を抑えたり、
手術で切除する「対症療法」とは違い
命全体をまるごと捉え、その人に
もっとも類似したエネルギーを
あてることで自然治癒力をひきだし、
根底から癒していこうとするものです。
ヨーロッパ、インドをはじめ、
世界の約半数の国々で愛用されています。

ホメオパシーの良いところは
副作用や依存性がないことです。
一定のルールさえ守れば
赤ちゃん、妊娠中の方、
高齢の方、さらに
動物や植物にも使うことができます。
また、日常的に摂り入れることで
慢性病に罹りにくい体質になる
メリットもあります。
現代医学は救急医療に対して優れた医療です。
しかし日常的なケガや風邪、
アレルギー、不定愁訴、慢性症状などに対しては
自己治癒力に働きかけることが大切です。
さまざまな症状に対応できるホメオパシーという
選択肢を持つことは
一生を通じた大きな安心感にもつながります。

クラシカルホメオパシー

ホメオパシーには主にクラシカルプラクティカルという2つの 処方スタイルがあります。基本は同じですが、ホメオパシー 療法を確立した医師 ハーネマンの提唱した「1回に1種類」という原則に忠実なのがクラシカルです。症状の数だけレメディを処方するのではなく、すべての症状を貫いている根本のエネルギーに対して1つのレメディを提案します。

ホメオパシーは実証的

1つのレメディが生まれるまでには通常、数年かかります。健康な人がその成分を摂った時に起こる変化(症状)を記録することを繰り返し、その情報が“マテリアメディカ”と呼ばれる薬学辞典にまとめられます。それは「その症状を起こすものが、その症状を癒す」という同種療法にはなくてはならない情報です。ホメオパシーのマテリアメディカには200年にわたって、多くの物質のプルービング情報が遺されており、現代でも世界中のホメオパスに読み継がれています。

個別性・全体性・類似性・最小投与

“症状”に対して誰にでも同様の「一般的な処置・処方」が行われる現代医学に対して、ホメオパシーでは数多くのレメディの中から、それらの症状の元になっているその人のエネルギーに類似したレメディが最小限に処方されます。西洋医学に慣れた思考にはややこしく映るところですが、その違いは副作用や中毒性の有無にもつながっています。個別性、全体性、類似性、最小投与を大切にするのがホメオパシー の特徴です。

急性病と慢性病

現在、病名は1万を超えるといわれますが、ホメオパシーでは急性病と慢性病しかありません。そして、この2つの病気には関連があり、急性病の抑圧が慢性病の体質を作っていることがわかっています。抑圧は、大きなストレス、薬の過剰摂取、また自分の本心を押さえ込んで生きていることなどで溜まっていきます。たとえば風邪なども上手に通過させる、気持ちや思いもうまく活かすことがより大きな病気を防ぐことになります。

講座

一般的な医療となにが違うのですか?

ホメオパシーはホリスティック療法の一つです。症状のある部位だけで判断するのではなく、その人まるごとにフォーカスします。なぜなら、精神、感情、身体、魂もすべては相互に関係しているからです。症状=病気と捉えるか、不調のサインであり浄化の過程と捉えるのかが大きな違いの入口になります。

どのように効くのですか?

ホメオパシーが効くという実証的な証拠は数多くありますが、どのように効くのかはまだあまり知られていません。懐疑的な人々は、元の物質の分子すら残らないほど希釈されているレメディが効くわけがないと指摘します。そのためプラセボ効果によるものだと結論づけます。しかし、レメディは動物の治療や植物の再生にも同じように有効であるため、それだけでは説明できません。おそらくこの問いに対する答えは、量子物理学や電磁気学によって説明されるでしょう。ホメオパシーのレメディの製造には、希釈と震盪(薄めて振る)という2つの過程がありますが、これは医学と錬金術が近いところにあった時代の産物だともいわれています。この2つのプロセスが組み合わさることで、元の物質のエネルギーパターンが希釈液に刻印され、それが身体自身の自己治癒エネルギーを刺激して活性化させると考えられています。

セルフケアでできることは?

さまざまな怪我や急性症状に対応します。例えば、咳、風邪、鼻水、花粉症、喉の痛み、結膜炎、膀胱炎、インフルエンザ、胃腸炎、食中毒、はしか、おたふくかぜ、水疱瘡、乗り物酔い、時差ボケなど。また、医師にかかるような事故や骨折などにも併用することで治癒が促されます。

なぜレメディキットが必要なのですか?

怪我や急性の病気は予測不可能な時に起こります。起こってから購入するのではレメディを摂るタイミングを失ってしまいます。そのため、ひと通りのレメディを備えておくことが必要になります。数千種類あるレメディのうち、家庭用のキットにはその中からもっとも頻繁に使われる36/42種類のレメディが入っています。外出する時にもおすすめです。保管方法を守れば半永久的に使うことができます。

現在はご紹介者のある方に限らせていただいています

個人セッション

体質や慢性的な症状にレメディを提案させていただきます。セッションは対面で行います。6〜8週間おきに受けていただき、心身の症状が消え「もう、なにがあっても大丈夫」と感じられるようになったら終了です。もっとも良いサインは今まで症状を生み出していた生き方から新しい生き方に変わる心の準備ができることです。

セルフケアと個人セッションの違いは?

セルフケアは怪我や風邪など「急性症状」に対応します。個人セッションではもっと深いところ、過去の問題まで含めた「慢性症状」に対応します。そのため、セルフケアの場合は数時間〜3日程度の対応になりますが、個人セッションでは数ヶ月以上かけた調整を行うことになります。セッション後には抵抗力、免疫力が上がるので、さまざまな心身の問題が改善していきます。今までとは違うものごとの捉え方や生き方まで変わることがしばしば起こります。

セッションでは何をしますか?

初回のセッションは2時間ほどかかります。まず、今一番、困っていること、悩んでいることなど症状についてができるだけ詳しくお聞きします。その症状が現れ始めてからの気分、不安、睡眠、夢、食欲、喉の渇き、体温など。セッションの目的は主訴だけでなく、どんなエネルギーにいるか概観することです。2回目以降のフォローアップは1時間程度です。セッション中に収集した情報はレメディ選択の貴重な情報になります。

セッションは何回、必要ですか?

その方の状態によって異なります。一般的な傾向として、クスリやワクチンを長期間、摂取していると長くかかることが多く、逆に普段から自然に沿った生活をされている方は2〜3回で終わることが多いです。

ほかの治療や薬はすべてやめた方がいいですか?

ほかの治療との相性については個別にお尋ねください。また、薬の服用を急に止めることはおすすめしません。治療が進むにつれてクスリの必要性が減り、徐々に注意深く減らしていくのがいいでしょう。ホメオパスが薬について指示することはありません。

ホメオパスに診てもらっている期間に自己処方をしてもいいのですか?

必ずホメオパスにご相談ください。ただし、緊急の場合は例外です。

好転反応があると聞いたのですが?

レメディの反応は個々で違いますが、自己治癒力を刺激され治癒が促されると今まで抑圧されてきた症状が一時的に悪化することがあります。通常は数時間〜数日で終わり、そのあとはぐん!と治癒が進みます。もし、あまりにも激しい場合、または長く続く場合はご相談ください。すぐに対応させていただきます。

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レパートリー 〜急性症状のレメディを選ぶ〜

基礎講座を受講された方向けのページです。