今度が一番変わるかも

先日の豆岳ラジオでヒロタケくんに「おくなが屋ってどんどん変わるよね」と振られた通り、社会や家族の変化とともに、2012年におくなが屋をオープンして以来、お店の在り方も変わってきました。

オープン当時は天然酵母のパンやお菓子を焼いていたけれど、今は野菜作りとお米が中心。化学肥料や農薬を使わない農産物は1%くらいといいます。農薬使用量は世界で1位2位の日本。でも、本当はそういう石油由来の、しかも戦争で使う武器を転用したものではなく、太陽の光を浴びて光合成をした植物を食べることが人の健康をつくる。だったら、まずは自分たちでつくりたいと思ったのがきっかけです。

そして、コロナ騒動で顕著になったテレビや新聞の報道に煽られてしまう層が圧倒的だという現実。そんな中で、もっと自分たちにできることがあるんじゃないか?と思うようになりました。支配層の手口はすばらしく巧妙で、まずは身体を乗っ取ることが効果的というのをわかっているのです。そこが根幹だから。だから不登校の子どもにもクスリが用意されているし、人間ドックでは不安という餌をまく。老人施設は近代医学とセットです。なんでも薬物で解決しようとして逆に問題を増やすことが好意的に行われている。東洋医学、アーユルベーダ、ホメオパシー、フラワーエッセンス、アロマオイルなどホリスティックな療法も取り入れられる世の中になったらいいのに、と思います。そもそも人生の終わりに平均7年以上も要介護が必要な現実も医療の偏りが生み出しているものなのにね。

一方で、YouTubeやSNSでバンされながらも真実を伝えようとする人も増えていて、情報の出所やセンサーによって住む世界が決まってしまう世の中になりました。テレビ、新聞など大手メディア派と、YouTubeやSNS派。どっちにも紛い物はあるにせよ、こうも世の中が複雑になると世代間のギャップも広がる一方な気がします。これからAIが広まってきたら、どうなるんだろう?あとは、便利さって必ずどこかに落とし穴があるからなぁ。クラシカルホメオパシーの巨匠、ジェレミー・シェア曰く「便利さは慢性病の母」という教えがいつも脳内をリフレインしている。

今、スマホでは知らぬ間に自分の使っているIDやパスワード全てが見ることができるようになっている。ということは、その情報はどこかに見られているわけです。ポイントが貯まるクレカ。これもすべて使ったお金の流れが紐付けされている。会社だってそうです、すべて紐付け。入院してコードだらけで治療を受けている人とそっくり。もっとわかりやすいのは電磁波で、IH調理器、電子レンジ、ハイブリッドカー(もしくは電子制御付きクルマ)、オール電化、5G、太陽光パネル。便利だけど、すべて慢性病の土壌…。

できれば、スマホも余計な電気も使わず、手紙や電話や薪で暮らせた方が体にはいい。クレジットカードでなく現金のやり取りの方が人権は守れる。しかし、現実はー。

どうしたらいいのか?今のところのわたしの考えはこうです。現実、それなしでは仕事ができないとか暮らせないところまで取り入れるものを厳選して、あとは時々、デトックスをする。デジタルデトックス、半導体デトックス。現金払い。そして体も時々、断食する。年齢的に節目を迎えて、さてこれからどうしようか、と考えたときに、なんとなくそう閃きました。それで、誕生日を迎えた9月から実践してみています。

毎月、ファスティングやデトックスをすると、まず五感が変わってきます。食事に関しては、何年か前に「不食」系の本をいろいろ読んで食べないと生きられないという常識はひっくり返ってはいたけれど、実際はまず自分のバイブレーションが細かくなる。そうすると、それまでの感覚では捉えることができなかったことを感じるようになる。そして、不安や恐怖などのネガティブなことがどんどん遠のいていきます。営業しないでどうやって食べていくのかとか(笑)そういうことは不安でなく、ただの興味になる、みたいな。一言で表すなら「凪状態」、敏感だけど穏やかで、とても心地よい感覚。その上、その「感覚」がじわじわとその他のことにも影響する。ミニマリストとか、断捨離とか、こんまりとか?空間のデトックスは流行っているけれど、体(内臓)も肝腎(文字通り)。体が宇宙だとしたら内臓は惑星です。乗っ取られそうな体を取り戻す!というわけで、今は「断つ」と見えてくるものを探っていきたい気分です。(M)